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【レビュー】 ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS 4』

今回のレビューは、9月17日にリリースされたZAZEN BOYSの4thアルバム『ZAZEN BOYS 4』です。


ZAZEN BOYS4ZAZEN BOYS4
(2008/09/17)
ZAZEN BOYS

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元気をもらえるんだなぁ~

9点 永作佳紀(23歳・男) →創作集団 Ditto

 ササキさんが以前、ブライアン・ウィルソンのレビュー中で「幸せとか不幸せとか二の次で、人生は泣き笑いの連続なんだ」と言っていました。
 ボクはその言葉にとても共感しました。ボクはこの歳になって何が幸せで何が幸せでないのか、よくわからなくなってきています。そもそも分類できるのか? ということも含めて、そのことを、ボクが生きているこの世界で考えると落ち込まずにはいられません。なぜかネガティヴになっちゃうんだな。だからボクは真剣には考えません。でも常に頭の隅っこにはあります。つまりそのために生きているんだなとは思いつつもそんなの二の次、二の次なのです。
 毎日が泣き笑いの連続ではないけれど、毎日、多少なりとも頭の中がグチャグチャになるんだな。それはボクが小学生や中学生のときよりも多く感じます。だから当時よりちょっとだけ必死に生きている感じもします。不安もどんどん生まれてきます。ああ、このままじゃ死んでしまうな、なんか表現をしないと死んでしまうな、と思いました。だから文章や演劇で表現をすることでバランスが取れるんだろうなと思います。別にすばらしいものを作っているわけではないけれど表現をしているということでちょっと楽しく毎日を過ごせています。だから表現をすることが好きになって、もっと表現をしたくなって、でもシンドイのは嫌って感じで、もっとなんか表現する欲求みたいなのが湧きたい! と思ってもそんなものは都合よく湧くものでもなく、やっぱり毎日を退屈に過ごしてしまいがちです。
 そうですよ、そこで今回のアルバム『ZAZEN BOYS4』ですよ。ボクにとってこのアルバムはオンリーワンということしか考えられません。今までのザゼンボーイズのアルバムを聴いているから期待と不安でドキドキしましたが、そんなの忘れてしまいました。期待や不安なんて想像をするからそんな感情が湧くわけで、ボクの想像なんかできないところで聴こえてきた音楽はただただ楽かったのです。一方でザゼンボーイズは受け付けない人もいるだろうと思いますが、変な音楽をやっているなぁと思うだけで大満足じゃないかなぁ。ボクは変な音楽だなぁと思えただけで大満足でした。ボクももっと正直な表現ができたいいな、と元気をもらえます。
 生きていく元気をもらえるんだな。


わりと、寂しい

6点 ササキ・タカシ@管理人(26歳・男)

 聞いてなかったがっ。
 相変わらずだよなあ。「最先端だ!」と「最高峰だ!」とかじゃなくて、なんかもうオンリーワン過ぎて何も言えなくなる。本作は、いつにも増してフロントマン向井秀徳そのものだ。いや、そのものっつったら今までだって「そのもの」だったんだけどさ、今回はほら、なんかネガティブな面も垣間見れるっていうかさ、妙にしんみりした雰囲気で終わったりするじゃん。そこらへんにちょっと、ビックリ。いつもは爆笑で始まり爆笑で終わったからなあ。や、まあ今回も凄く爆笑させていただきましたけどね。イディオッツ! これってやっぱり狙ってやってるのかなあ。まさか天然じゃないだろうな。天然だったら凄えなあ。引くなあ。イディオッッ! もうね、電車の中とかで聴いてても顔がニヤケちゃってニヤケちゃって。どうしようもなかったすわあ。完全に笑いのツボがわかってる人間が作ってる音楽ですよ。言葉に爆笑、ギターの鋭さに爆笑、リズムの変態さに爆笑。「本能寺で待ってる!」って、なんだそりゃ(笑)。しかもバックで演奏されてるギターが凄えカッコいいの。超絶的なの。パラキュラッパラキュラ鳴ってるギターをバックにして滅茶苦茶カッコつけて「本能寺で待ってるッ!」って言ってんの。 思わず停止ボタンを押しちゃいましたよ! 何それ!? ごめん、ちょっと、シュール過ぎる。和田ラジヲの漫画じゃねえんだから。板尾創路の一言ネタじゃねんだから。
 さて、相変わらずなZAZENさんの今回のアルバム。僕はもちろん、最高傑作だと思っています。アルバム一枚としてのクオリティが抜群です。今までの3作は「今回はこんな感じでやってみたんだけど、どう?」みたいなニュアンスが強かったっていうか、“お披露目”であって“作品”としてはあまりにもまとまりに欠けてたように思うんですね。でも本作はコンパクトだし、曲順もスムーズだし、言いたいこともシンプルに言えてるような気がします。ちゃんとエンターテイメントになっている。それ以外は、正直言って全3作となんら変わりはありません。見習わなきゃなあ。自分そのものをここまでエンターテイメントに消化できる人間って、世界的に見ても稀だよなあ。関心するわ。
 でも、やっぱり何というかちょっと不満に思ってしまうのはね、ZAZENって結局、一発ギャグなんだよなあってところなわけですよ。要はインパクトが強すぎるせいで、消化不良になってしまうというかね。長くは聴いてられないんです。そういう意味で今回は結構、全3作よりかは良い感じになってはいるんです。四つ打ちのハウスっぽい曲とか、プリンスみたいなファンクっぽいのとか、あと前述したしんみりとした雰囲気とかね、後からじわじわくる部分もある。それでも、どうしても「本能寺で待ってるッ!」が目立っちゃうわけで、それに爆笑している自分に「こんなのを気持ち良く思っている俺のセンスって、アリなのか? ナシなのか?」って急に冷静になっちゃったりしてしまうわけで。難しいよなあ、リスニングの距離感が掴めないのも、まあ、相変わらずなわけです。
 ま、何にしたってZAZEN BOYS、他じゃ絶対聴けないような音楽であることにかわりはない。聞いてなかったがっ! こんなに音楽を聴いて笑ってしまったのは久しぶりでした。聞いてなかったがっ! 次回作も期待しています。願わくば、年に一枚くらいのペースで出してくれるとありがたいですね。ぜんっぜんっ聞いてなかったがっっ!


参考リンク

music life:ZAZEN BOYS 4 - livedoor Blog(ブログ)

ゆういちの音楽研究所: 向井秀徳暴走中??

放蕩息子の迷走 向井シュートクの孤独――Zazen Boys4――

ZAZEN BOYS - ZAZEN BOYS 4 - 論理哲学論評

2008-09-26 - We are up for sale -SSC出張所-

道祖神でガチンコ漁 : ZAZEN BOYS 4 - livedoor Blog(ブログ)


Zazen Boys - Asobi


Zazen Boys - Weekend






今回の選盤理由(ササキ・タカシ@管理人)

・前回と今回は、完全に永作くんの趣味です。

・いやもちろん、そうでなくともZAZENはいつかやりたいなあと思ってて、良いタイミングで新作をリリースしてくれました。


次回(10月4日更新)のレビューは、
Snow Patrol『Eyes Open』です。

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テーマ:邦楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/09/29(月) 02:05:13|
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[批評]ZAZEN BOYS - ZAZEN BOYS 4

ZAZEN BOYS4 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー 発売日: 2008/09/17 メディア: CD 今作はかなり意表を突く出来であり、彼らのキャリアの中でもかなり至高の作品である。 ZAZEN BOYSは向井秀徳という男がほとんど一人でファンを引っ張ってきたため(アヒト・イナザワの
  1. 2008/09/29(月) 23:43:14 |
  2. 論理哲学論評

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7~6点→良いアルバムだと思う。
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3~2点→ちょっと退屈。
1点→良さがわからない。
0点→不快。

2009年5月より、採点の仕方をちょこっと変更。
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