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【フェイバリット】 鈴木慶一『ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~』

2008年ももう9月半ばと言うことで、そろそろ今年発売された新譜もボチボチ聴いていこうかと思っています。


航海は続く、目的地はまだ見えない

ササキ・タカシ@管理人(26歳・男)

 ムーン・ライダーズのフロントマン鈴木慶一が1991年の『SUZUKI白書』から17年ぶりにソロ名義でリリースしたアルバム。17年ぶりと言っても別名義やらムーンライダーズ本体の活動がわりと活発なのでそこまでレアではないみたいです。彼のソロ作は初聴。ムーンライダーズ本体は学生の時に『カメラ=万年筆』を1~2回聴いたっきり。「変な音楽だな」って思った記憶がありますが内容はほとんど覚えていないっすね。僕にとって氏は「ムーン・ライダーズの人」というよりも、何よりまず「TVゲーム『MOTHER』シリーズの音楽を担当した人」っていうのが先にきまして。任天堂のゲームにあるんですよ『MOTHER』っていうのが。ゲームの内容もさることながら、そのBGMがですね、TVゲーム史上最高峰と言われてるほどのものでして、そのうちの一曲がなんか小学校の音楽の教科書に載ってるくらいなんです。そんなんだから僕には「鈴木慶一=『MOTHER』」って印象の方が強い。
 本作はなんと氏と親子ほどの年齢の差がある曽我部恵一がプロデュース。曽我部氏は相変わらずのワーカホリックだなあ。でも「曽我部恵一プロデュース」って視点から本作を聴くとちょっと火傷するかもしれません。曽我部っぽさを期待したら裏切られますよ絶対。鈴木氏のアクは強い。プロデュースした、ってよりも、もっとフェアな関係でコラボレーションしたんじゃないですかね。
 一聴して思ったのは、「・・・なんか、ベックみたいだな」。2回聴いて思ったのは、「・・・なんか、キリンジみたいだな」。それって言うのはつまりオリジナリティがないとかそういうことでは全然なくて、「氏は30年以上も前からベック的な音楽の探求をしている」し、「現在キリンジがやってるの音楽のベースになっているのはムーン・ライダーズだ」ってことなんだと思います。
 音自体を説明するのはちょい難しい。テクノ・ポップ、ではないですね。エレクトロ・ポップ、くらいな感じが適当かと。知識が乏しいので具体的に何がとは言及できませんが、いろんなジャンルが混ざってる感じ。実験的とまでは言えなくとも、かなりモダンな音に聴こえます。全く老成したというか完成しきってる感じがしない。様々な可能性を見出せる音になっているところは凄いの一言。齢57にして、まだまだ現役のポップ・クリエーターですよ。もしかしたらそのために曽我部氏を起用したのかもしれないですねえ。なにせ単純にメロディがポップなんですよ。哲学的でちょっと難解な歌詞に、親しみやすいメロディ。この不思議なフィーリング、まさに『MOTHER』の世界だなあ。長く聴ける、味わい深い傑作なんじゃないかと思います。


鈴木慶一 『ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~』 6点

ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~
(2008/02/20)
鈴木慶一

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おー、阿呆船よ、何処へ / 鈴木慶一 feat.曽我部恵一


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  1. 2008/09/18(木) 00:52:00|
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プロフィール

ササキ・タカシ


このブログは、80年代に生まれ90年代の音楽を愛した、心は14歳、体は20代のロック少年が、2000年代に発売されたロック・ミュージックをレビューする感想サイトです。

点数基準
10点→生涯の名盤。
9~8点→夢中になれる傑作。
7~6点→良いアルバムだと思う。
5~4点→普通に聴ける。
3~2点→ちょっと退屈。
1点→良さがわからない。
0点→不快。

2009年5月より、採点の仕方をちょこっと変更。
pitchforkにならって点数を小数点第一位まで表示。
管理人の採点をちょっと甘めにしました。

当ブログで記事を書いていたただける20代の方、募集中です。レビューが書きたくてたまらない方、既に自分のブログをお持ちの方、ロックは好きだけど自分でブログをやるのが面倒臭い方、どんな方でもお待ちしています。むしろロックなんてあんまり聴かないような方、大歓迎です。ご連絡ください。

sasaki004y@yahoo.co.jp

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