放課後、図書館からロック・ミュージック。

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【フェイバリット】 Los Campesinos!『Hold on Now, Youngster...』

 遅くなりましたが、改めて明けましておめでとうございます。続けて、ササキが昨年良く聴いた盤のことを書いていきたいと思います。
 昨年2008年は「ニュー・エキセントリック」っていうテクニカル・タームがインディ・ロック・リスナーの間で多用されまして。英国の新聞屋が「非60年代英国ロック的な、特定のジャンルに当てはまらない出所不明の音楽性を持ったmyspace世代のインディ・アーティスト」を無理やり一括りにするためそう名付け、それを日本のメディア(特にスヌーザー誌とリミクス誌)があたかもそこに大きなムーブメントがあるかのようにでっち上げたのがその「ニュー・エキセントリック」わけなのでして、なるほど、該当するアーティストはどれも個性的で、なおかつポップ。きっと彼らが評価されたのは単にその「エキセントリックさ」ではなく、「エキセントリックなのに多くの人が敬遠せずに聴けるポピュラリティを持っている」ってことだったんじゃないでしょうかね。
 僕といえば、彼ら「ニュー・エキセントリック」のアルバムをほんの数枚しか聴けてないので偉そうなことは言えないんですけど、結局、その中でも一年通して最後まで愛すことができたのは英国ウェールズ出身のバンド、ロス・キャンペーシーノス!がリリースした2枚のアルバムだけでした。


2008年のノー・フューチャー

ササキ・タカシ@管理人(26歳・男)

 2007年に彼らの音源を始めて試聴した時は胸が高鳴った。男女混合7人組みの若者が鳴らすガシャガシャとしたバンド・アンサンブルには、そのまま、音楽を鳴らすことの根源的な喜びが溢れているようだった。こいつらはなんだ? 文化祭バンドか? こんな気持ちになったのはいつ以来だろう? はやる気持ちが抑えきれずに疾走するリード・ギター、歌いたいこと全部ぶちまける勢いで叫ぶ男性ボーカルとそれを横で笑っているかのように優しく唄う女性ボーカル。構成される音の全てがキラキラしていて、僕はいてもたってもいられなかったのだ。
 そして、2008年になり万を持してリリースされた本作は、最初に聴いたときの印象そのままの楽曲がもれなく11曲、例外なくガシャガシャとしてキラキラとして、それでいて甘く美しく、若さだけが取柄のだとでも言わんばかりの万能感に溢れた傑作だった。こんな音楽に出会えたことが嬉しくて楽しくて僕は大笑いして聴いていたのだけど、アルバムの終盤にさしかかると、ふと、たまらなく切ない気持ちが込上げてきて涙目になっていた。

ブレイク・ビーツみたいに狂った胸の鼓動が
僕の周りをぐるぐると回転しながら鳴り響いている
スパイダーマンにはなれないことを、君はもう、わかっているんだね

 ああ、そうか、彼らはきっとわかっているのだ。自分たちには「若さ」以外に取柄なんてないことを。自分たちには明るい未来なんてこれっぽっちも待っていないことを。だからこそ、彼らは全速力で突っ走る。非力な声を上げ、灰色がかった社会を精一杯皮肉る。ユー! ミー! ダンシング! 僕たちに残された時間はあまりにも少ない。だから悲しんでいる暇があるなら、踊ろう! こんな世界に涙なんて見せちゃいけない。中指を突き立てて、音楽を生み出す喜びをありったけブチ込むんだ。
 彼らの音楽を聴きながら、僕もバカみたいに大笑いして込み上げてくる涙を我慢する。ああ、お願いだロス・キャンペシーノス! ものわかりが良いだけの大人になってしまった僕を、君たちの仲間に入れてくれ。今の僕には、君たちの音楽はあまりにも強く心を揺さぶって、たまらなくなってしまうんだ。

管理人が選ぶ2008年の年間ベスト 10位 (2009年1月14日現在)

Los Campesinos! 『Hold on Now, Youngster...』 6点

Hold on Now, Youngster...Hold on Now, Youngster...
(2008/04/01)
Los Campesinos!

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Death To Los Campesinos!


My Year In Lists


Los Campesinos - You! Me! Dancing!


The International Tweexcore Underground


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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/15(木) 04:34:21|
  2. フェイバリット
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

【お知らせ】ササキが参加する演劇公演の日時の変更のお知らせ

明けましておめでとうございます、管理人のササキです。

ろくに更新していないのに、また音楽とは関係ない演劇の話で心苦しいのですが、先日お伝えしたササキが出演する演劇公演が、諸事情により急遽、公演日程が変更になりました。

日時は
2009年1月
23日(金)15:00~ / 19:00~
24日(土)14:00~ / 18:00~
25日(日)15:00~
の全5回公演になります。

当初予定しておりました
16日(金)~18日(日)の回は中止となりました。

何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願いします。

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第1回Ditto演劇公演

『ひるね』

ひろねちゃんという女の子がいました。
昼寝が好きな女の子です。
みんなからは「ひるね」と呼ばれています。
ある日、ひるねは一人の女の子と出会いました。
レミちゃんです。
レミはひるねの家に住みつきました。
二人の部屋にはササキさんが遊びに来ます。
石田が遊びに来ます。
もっちとゆずちゃんも遊びに来ます。
そんなひるねとひるねの周りとの物語。
そしてレミはひるねの家を去っていきます。
そんなこんな物語。

企画:創作集団Ditto
演劇原案と演出:永作佳紀
脚本:Dittoのみんな
役者:荒井裕音、中島衣美、石田光雄、ササキ・タカシ(ジューヨン号舘)
舞台美術:中本沙希、宮島由布子
照明:人見慶多
チラシイラスト:一瀬皓コ

日時:
2009年1月
16日(金)19:00~
17日(土)14:00~ / 18:00~
18日(日)14:00~ / 18:00~
※19日(月)~22日(木)休演

23日(金)15:00~ / 19:00~
24日(土)14:00~ / 18:00~
25日(日)15:00~
10回 5回公演
※開場は開演の30分前
※上演時間は50分を予定

会場:ギャラリーがらん西荻
東京都杉並区西荻南3-6-14
JR西荻窪駅 南口より徒歩2分
http://www.gallery-garan.com/

料金:予約・当日精算ともに 1,000円

お問合せ:
mail.ditto@gmail.com
090-3583-4345
創作集団Dittoのブログ:http://ditto2008.blog5.fc2.com/

チケットの予約は上記問合せ先に
1.名前
2.チケット枚数
3.希望公演日時
4.連絡先(電話番号とメールアドレス)
をお知らせください。
-----------------------------------------------------------------------
  1. 2009/01/06(火) 00:36:01|
  2. お知らせ
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プロフィール


このブログは、80年代に生まれ90年代の音楽を愛した、心は14歳、体は20代のロック少年が、2000年代に発売されたロック・ミュージックをレビューする感想サイトです。

点数基準
10点→生涯の名盤。
9~8点→夢中になれる傑作。
7~6点→良いアルバムだと思う。
5~4点→普通に聴ける。
3~2点→ちょっと退屈。
1点→良さがわからない。
0点→不快。

2009年5月より、採点の仕方をちょこっと変更。
pitchforkにならって点数を小数点第一位まで表示。
管理人の採点をちょっと甘めにしました。

当ブログで記事を書いていたただける20代の方、募集中です。レビューが書きたくてたまらない方、既に自分のブログをお持ちの方、ロックは好きだけど自分でブログをやるのが面倒臭い方、どんな方でもお待ちしています。むしろロックなんてあんまり聴かないような方、大歓迎です。ご連絡ください。

sasaki004y@yahoo.co.jp

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