放課後、図書館からロック・ミュージック。

Add some music to your day.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【レビュー】 The Libertines『Up The Bracket』

今回のレビューは、2004年に無期限で活動停止となっている英国のバンド、ザ・リバティーンズが2002年にリリースしたデビューアルバム『リバティーンズ宣言』です。


Up the BracketUp the Bracket
(2003/02/04)
The Libertines

商品詳細を見る



リバティーンズ革命

10点 まさゆき(25歳・男) →非社会人的会社員が音楽なんかを語る

難しいよな~。て、先週誰か書いていたよな。「言葉に出来ない」って、小田和正さんの歌じゃないけど、好き過ぎて文に起こす事なんて出来ない。クールな男が4人集まってドッカ~ンとロックンロールをかます。どの曲も本当に良く書けている。それに、何度聴いても飽きない。このアルバムがリリースされてから何度聴いた事か。レイザーライトのファーストも曲の良し悪しでは決して劣らない良いアルバムだと思うけど、このアルバムからは、そういうのを超越した素質や才能を感じる。それを、“カッコよさ”なんて言うと馬鹿にされるが、それ以上の言葉がみつけられない。個人的にはセカンド『リバティーンズ革命』の方が好きなのですが、奇跡とか革命とか呼びたくなるこちらも文句なしの満点。


友達に連れ出され学校をサボった日の匂い

8点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 授業をサボるだなんて、気軽に出来ることではなかった。中学生の頃の自分は今思うと恥ずかしくなるくらい八方美人で、優等生のフリ(あくまでも“フリ”。本当の優等生にはなれなかった)をすることで辛うじて周りの人間とうまくやっていけていた。さすがに高校生にもなると自分の性格をショーケース化することに億劫になってしまい、あんまり優等生的に人と接することもしなくなっていったわけだけど、それでもやっぱり自分の“良い子ちゃんぶり”は先天的なものであって、病欠でもないのに無断で授業を欠席することはかなり勇気のいることだった。しかしその日は本当に、本当に授業に出たくなかったのだ。別に他に用事があったとかいうわけではなく、隣のクラスとの合同授業である体育に出るのが嫌だったのだ。隣のクラスにはいつも自分にちょっかいを出してくる、すごく苦手な“アイツ”がいる。なぜかいつも自分は、別のクラスの名前も知らないようなやつに知らないうちに嫌われていたりする。きっと、八方美人で調子に乗りやすい性格が原因だったのだと思う。
 ひやひやしながら、僕は校門の前を全速力ですり抜け、隣町にあるデパートまで自転車で駆けていった。「もう一時間目の授業が始まってる時間だな」とか矮小な罪悪感を抱えながら、僕は臨時の休日を楽しむことを自分に言い聞かせた。平日の街はいつもと違うにおいがして、ワクワクする気持ちと同時に切ない感情が込み上げてくる。ああ、自分は本来、ここにいてはいけない人間なんだな、なんて、くだらない感慨だ。結局、逃避でしかないんだよな。一人で勝手に悩んで、一人で勝手に逃げて、一人で勝手に反省して。
 もしあの頃の自分に、一緒に学校をサボって遊んでくれるような悪友がいたら、僕の青春は何か違ってたのかなあ? ちょっと悪さしたり、おしゃれしたり、夜遊びしたり、退屈な日々から抜け出す方法をいろいろと教えてくれたのだろうか。 ひょっとして、隣のクラスのアイツとだってもっとよく話せば仲良くなれたかもしれない。自分は本当に、他人を認めることのできない狭い意識の世界でしか生きることの出来ない子供だった。ねえ、僕には理想郷を目指すことは出来なかったよ。それどころか、自分の生き方を変えようなんて、はなから考えもしなかったんだ。
 もしかしたら、今の10代の子がこの『Up The Bracket』を聴いたところで何も感動なんてしないのかもしれない。でも僕にとって、少なくてもモラトリアムが過去のものになってしまった僕にとって、このアルバムは理想郷を目指すための手段が示された貴重なガイドブックだった。僕は、10代の時に得ることの出来なかった悪友の代わりを、この音楽に託していたのかもしれない。ねえ、リバティーンズ。もし君たちが僕の10代の頃にいてくれたら、どれだけの僕の救いになってくれたのだろうか。生き方を変えるための勇気を、どれだけ僕に与えてくれたんだろうか。理想郷なんて考えもしなかった僕を、狭くて窮屈な世界から連れ出してくれる悪友に、君たちはなってくれたのかなあ。


実験! 僕のリバティーンズの聴き方!

7点 永作佳紀(23歳・男) →創作集団 Ditto

 リバティーンズを聴いていていいなぁいいなぁと思っていたのだが、いまいち消化不良で、感想を書くのがダルいなぁとそんなことを考えていました。だから今回はどうやったらリバティーンズの『アップ・ザ・ブラッケット』を集中して聴けるか? どうやったら楽しめるか? ということを実験してみました。
①会社の通勤時間に聴く
これはマンネリ化していて音楽を聴く集中力が全くないことに気づきました。リバティーンズを聴くのがただの暇つぶしになっていました。別にリバティーンズじゃなくてもいいや。
②夜に散歩をしながら聴く
晴れの日の夜に散歩をするのが最近の習慣でリバティーンズとともに散歩をしたが、街の音にはリバティーンズは負ける。夜の住宅街の音はおもしろいのである。散歩の時間中は住宅街の音を7割の時間聴いて3割でリバティーンズを聴く。常に音楽を聴いているときよりリバティーンズを楽しめた。
③ジョギングをしながら聴く
あくまでジョギングがメインではなく音楽を聴くのがメイン。音楽を聴かないでジョギングをすると早くジョギングを終えたくて仕方がない。なるほど、音楽があるといつまでもジョギングをしていたくなる。今までで一番集中して音楽を聴いているし、どこまでも走れるような気がする。そしてさまざまな曲でジョギングをしてみる。「神崎まき」とのジョギングはピクニック気分。「たま」とのジョギングはなんか走りにくい。「リバティーンズ」とのジョギングは楽しくて仕方がない。リバティーンズってこんなに楽しいのか!って思った。足が前に前に進む。息が切れない。気づくと30分くらい走っていた。アルバム全曲を聴きたかったのだが膝の方がギブアップだった。最近はリバティーンズの『アップ・ザ・ブラッケット』を聴きながら走るのが僕の楽しみです。
 以上が僕のこの2週間のリバティーンズの付き合い方だ!


リバイバルブームの着火点

8点 ルック(19歳・男)

今回クロスレビューに1枚噛まさせて頂くことになったルックです、よろしくお願いします。なにを隠そうマサ太郎ブログをきっかけに1年前ぐらいから本格的に洋楽に触れ始めた人間なのでまだまだ未熟者ですが暖かく見守ってもらえたらと思います;;

ロックの歴史の中で「ブーム」というものはいつでもリスナーの意識において流行りものとして、あるいは過去の遺産として、もしくは自身における金字塔の時期として今までもこれからも万延し続けていくものでしょう。

古くはサイケデリックやプログレッシブ・ロック、80年代のHR/HM、90年代のグランジやブリット・ポップ、最近ではklaxonsによるニュー・レイブがひとつのムーブメントであり、ロックの歴史における一つの流れを構築しています。

しかしニュー・レイブはまだそこまで巨大なブームには至ってないでしょう、それはなぜか。やはり彼らに続くバンドがまだ出てないからでしょう、商業的にも人気的にも実力的にも匹敵するバンドが続かなければブームはブームにあらず、ただの一時の流行りで終わってしまいます。

要するに導火線に火をつけるバンドがいない状況です、代表的なのはブラーとオアシスの関係でしょうか。そして今回紹介のリバティーンズはストロークスに火をつけた、つまりガレージロック・リバイバルブームを爆発させたバンドだと思っています。

このデビュー作「Up the Bracket」は元クラッシュのミック・ジョーンズによって手がけられており、今回の記事を書くにあたってクラッシュの1stとロンドン・コーリングも一緒に聴いてみましたがやはり1stよりの音楽でしょう。しかし今作をじっくり聴いてるとそんなことはどうでもよくなってきました。

ギターサウンドが本当に素晴らしい、メロディ以上にギターを追いかけて聴いてしまう。M2「Death On The Stairs」やM4「Time For Heroes」、M7「Up The Blacket」などどれもこれも名曲だと思います。アークティック・モンキーズを聴いたときもそのリフに鳥肌が立ったけどそれと同等の手応えを感じました。

正直に言うと彼らを聴いたのはアークティックより後だし彼らのセカンドは未聴なので比較も出来ないのですがそれでもその良さは不変的です。

今回初のレビューということで点数付けに困りましたが、まぁ無難にこの辺りで;;


参考リンク

「邦楽しか聴かない中高生に捧げる洋楽20枚」 15枚目 - 白い薔薇は黒い薔薇 part2

非社会人的会社員が音楽なんかを語る:The Libertines『Up The Bracket』 - livedoor Blog(ブログ)
非社会人的会社員が音楽なんかを語る:やっぱり最高ですわ! - livedoor Blog(ブログ)

不死身ロック[FUJIMI☆ROCK] | 月曜日,仕事に行きたくなくなるレコード

RAY's Favorites: The Libertines ”Up The Bracket”

Love Buzz The Libertines/Up The Bracket

style216 | The Libertines"Up the Bracket"

The Libertines / リバティーンズ革命 - bounce.com レビュー


The Libertines - Time For Heroes


Up the Bracket video


The Libertines - I Get Along






今回の選盤理由(ササキ・タカシ)

・元メンバーのカール・バラーとゲイリー・パウエルの現在のバンドであるDirty Pretty Thingsのニューアルバム『Romance At Short Notice』が7月9日に発売するから。

・元メンバーのジョン・ハッサールの現在のバンドであるYetiのニューアルバム『Legend Of Gonzales』が6月9日に発売されたから。

・元メンバーのピート・ドハーティの現在のバンドであるBabyshmblesがニューアルバムを製作中のようです。

・おまけにピート・ドハーティはソロ・アルバムも製作中のようです。

・The Libertine、The Music、The Vines、The Coralなど2002年にデビューアルバムを発売したアーティストのレビューを早めにやっておきたいという意図があります。


次回(7月6日更新)のレビューは、
ゆらゆら帝国 『空洞です』です。
スポンサーサイト

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/30(月) 00:06:59|
  2. レビュー
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:12

【お知らせ】パソコン修理に出しました

どうも、管理人のササキです。

先週にパソコンが壊れたことをお伝えしましたが、自力でリカバリができそうにないので修理に出しました。

どうやら戻って来るまで1ヵ月はかかるそうです。

なので、しばらくは手抜きな更新が続くと思います。

しかしアレですね、僕はmp3で音楽を聴く派なのですが、パソコンが使えないとなるとツラいすね。

ミュージック・マガジン誌が特集するまでもなく、やっぱCDって必要ですね。

この機会にアナログ・プレーヤーでも買ってみようかしら。

まあ、CDにしろレコードにしろ相変わらず聴くのはビーチ・ボーイズばかりだと思うのですけど。



ところでよそ様のブログでは皆さん、今年の上半期アルバムベストみたいなのをやってらっしゃるようなので僕も便乗して5枚ほど選んでみました。

完全に単なる埋め合わせ記事です。

僕のベストは、これだ!


鈴木慶一『ヘイト船長とラヴ航海士』
Perfume『GAME』
宇多田ヒカル『HEART STATION』
Roger Joseph Manning Jr.『Catnip dynamite』
SEXY-SYNTHESIZER『ROCK-SPECIAL EDITION-』


順不同。
今の気分で選んでますんで、明日にはどうなってるかわかりませんが。
  1. 2008/06/24(火) 10:59:14|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

【レビュー】 チャットモンチー『生命力』

今回のレビューは、日本のバンド、チャットモンチーが昨年2007年にリリースしたアルバム『生命力』です。


生命力生命力
(2007/10/24)
チャットモンチー

商品詳細を見る



妹を抱いた母親と真面目過ぎる父親と、俺

7点 まさゆき(25歳・男) →非社会人的会社員が音楽なんかを語る

カワイイ。特にベースの福岡晃子(愛称:あっこびん)が好きだ。とりあえずタイプだ。うわ!冒頭からおもいっきり気持ち悪いが、音楽とは関係のない事・・・とは思うも大切な事だ。ブサイク女(失礼!)に「わたしが神様だったら~」とか歌われても萎え萎えしてしまうし。しかし、そうは言っても、ルックスだけに惹かれて、あるいはルックスだけで無視する様な、アイドル大好きキャラではない僕は今、『生命力』を購入し聴いている。

彼女達との出会いは、“超”が付くほど普通だ。「元スーパーカー、いしわたり淳治プロデュース」たったそれだけの事で、邦楽ロックから離れていた僕はチャットモンチーを知り、ファースト・アルバム『耳鳴り』を手に取った。しかし、そうは言っても、“いしわたり淳治プロデュース”だけに惹かれて、洋楽なら2枚は買う事が可能な3000円もする邦楽アルバムを買うほど、僕はお人好しではない。それでも、僕はどういう訳か『生命力』を購入し聴いている。

けして革新的な音楽性で挑戦して行く様なポテンシャルが感じられる訳でもなく、新曲がリリースされればテレビ番組にも出演する、一見すると程程に人気のある普通のアイドルバンドですらある。なんで僕は、あるいはロック好きは彼女達に惹かれるのか?その自問に対する明確な自答は出せていないのだが、身勝手な暴走をここでさせて頂くと、僕の中にある女の子願望を彼女達は具現化して、大好きなロックのビートにそれを乗せてくれている。もっと解りやすく言うと、チャットモンチーを聴いている間は、僕自身が女の子になってしまっているのだ。

好きな女性ミュージシャンは数あれど、そんな事を思わされ、過剰なほど感情移入した例は恐らく他にはない。ポップスだろうが、ロックだろうが、ソウルだろうが、ジャンル問わず女性が歌う音楽を聴く時は、その人物にアルバム一枚の間だけでも恋の様な感情を抱いて、あるいは性的興奮を覚えながら、あるいは好きな女の子の事を妄想しながらニヤニヤ聴く訳だが、はしえりちゃんの幼さが残る歌声に、そんな恋愛対象的な感情は抱けない。その代わりに、僕はワタシになっちゃう。

誰もが持っている(た)異性への憧れ。そんな、意識せずとも忘れてしまっている本能にも近い感覚を、甦らせてくれる。それ故に、どんなに頑張っても女にはなれない僕が、チャットモンチーを聴く時の感情は、嫉妬なのだ。ああ、なれるものなら、福岡晃子になりたい。


“負”女子に明日はない

5点 荒井ヒロネ(22歳・女)

chatmonchy01_convert_20080622023748.jpg
chatmonchy02_convert_20080622024001.jpg



あのー好きなんですけど、付き合ってください・・・

6点 永作佳紀(23歳・男) →創作集団 Ditto

 シャングリラを聴いたときのことは忘れられなくて、のどに魚の骨が刺さったような曲だなぁと思っていました。それがなんとも気持ち良くて何回も聴きました。
 そして『耳鳴り』を聴いてチャットモンチーに恋をしたわけですよ。せこいよ! 日本中ほとんどの人たちが恋をするよ! だってかわいすぎるもん。
ああ、本当に恋をしていたみたいで、あのドキドキがする。していたなぁ。だから『生命力』で冷めてしまった感はあります。『耳鳴り』であんなに好きになって次でもっと好きになるなんてどうなってしまうんだーとか考えてたからね。
普段ならアーティストの情報を調べないボクなのですが、チャットモンチーは調べてみたのです。歌詞を先に3人それぞれが書いてそれに橋本さんが曲をつけるみたいです。それでボクの好きな曲をピックアップしていったら見事にドラムの高橋さんの曲に当るのです。ボクは歌詞はほとんど聴いていないのです。歌詞によって生まれる曲って違うんだと実感したのです。



宙に浮く、男子の気持ち

5点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 難しいなあ。さっきから何度も何度も彼女たちと彼女たちのアルバムのことについて書こうと努力をしているのですが、書いては消し書いては消しを繰り返しています。曰く「ガールズポップというあやふやな言葉の定義」とか、曰く「80年代後期から続くアイドル・バンドの系譜」とか、そういうどうでもいいことに話がそれちゃうんだよなあ。そんなことが書きたいわけじゃないのになあ。「なぜ僕たちはチャットモンチーが好きなのか」、僕が言葉にしたいのはその一点だけなのに。
 彼女たちはまあぶっちゃけプロダクション的には何一つ目新しいことはしていなくて、サウンドは単なるパワーポップっていうかWEEZERの流れの、言わば廉価版アジカンみたいな音で非常に聴きやすいわけなのです。意匠的にもレベッカ、ジッタリン・ジン、プリンセス・プリンセス、少年ナイフ、JUDY AND MARYとかの流れに忠実にハマっていて、しかも椎名林檎、aikoあたりもちゃんと通過してるっていうか、あれ、ここ林檎じゃね? みたいな、部分部分かなりデジャヴな、僕も『とび魚のバタフライ』を聴いて何となくジュディマリの『RADIO』なんぞを思い出しちゃったりしたのですが、いや、だからといって「パクリだ」とか「オリジナリティがない」とか言いたいわけじゃなく、いつの時代にも必ず存在した“その時代の女子の等身大の気分を代弁するガールズポップバンド”として確実に機能している現在最強のバンドがチャットモンチーなんだなあ、とか思ってるわけなのですが、あ、いや、そんな時代を代弁してるかどうだなんてことが書きたいわけじゃないのになあホント、なんでそういう話になっちゃうかなあ。
 このアルバムは完成度の面で言ったら非常にクオリティは高く、誇張ではなく本当に「全曲シングルにできる」ほどのポップな楽曲がズラリとならんでいまして、いや、ですからポップ・ミュージックに“イビツさ”を求めてしまう僕にとってはそこが多少退屈なところではありますが、だからといって全くエッジがないのか? と言えばそんなこともなく、『シャングリラ』その他、いくつかの楽曲で部分的にハッとさせられる点はありまして、そこらへんは上記したガールズポップのアーティストには到達できなかった地点に手を伸ばしているのは確実で、いや、違う、そんなことが書きたいんじゃない! 彼女たちに対して音楽自体の可能性を語ることなんてほとんど無意味だ! 彼女たちはただ真摯に、“良い曲”を演奏しているだけなんじゃないのか? いや、ただ良い曲を演奏してるだけじゃこんな人気者になるはずないだろ? 馬鹿じゃないの? 駄目だ。今の僕には彼女たちのことを上手く言葉にしてあげる事はできないよ! 保留保留! 次のアルバムに期待だ! もし次のアルバムが音楽的に進化したものになってたら、きっとすごいバンドになっちゃうと思うよチャットモンチー! ハッハッハー!
 難しいなあ。さっきから何度も何度も彼女たちと彼女たちのアルバムのことについて書こうと努力をしているのですが、書いては消し書いては消しを繰り返しています。「なぜ僕たちはチャットモンチーが好きなのか」、僕が言葉にしたいのはその一点だけなのに。


萌えますなあ。

8点 マサ太郎(22歳・男) →Blogs Like Teen Spirit 2

 「何故に今、チャットモンチーなんだ?」と、ササキ先輩のセレクト・タイミングを疑問に思いつつも、久しぶりに聴いてみた。うん、やっぱり良い。前作『耳鳴り』が上京一年目の戸惑いをすくい上げたアルバムだったとすれば、本作はまんま「上京二年目」なアルバムだ。地元に残してきた家族の温もりが薄れていく実感と、東京に慣れていく自分に対する僅かな戸惑いなんかが、相変わらず瑞々しいギター・サウンドの上で活写されている。大学生的に喩えれば、ちゃんと毎朝授業に出て、花形サークルに入って、たくさん友達つくって、でも恋愛にうつつを抜かして単位を何個か落としたり、たまに授業出れなかったり、そんな感じの女の子による典型的な現代っ子ロックでしょう。合コンで必ずしもモテなそうなルックスも良い。偉そうに言えばそれ以上でも以下でもないのだけれども、まあそれこそが良いんだな。彼女たちの場合は。で、んと、いつも長々書いてますんで、今回はこんなもんで失礼いたします。


参考リンク

音楽日和(仮) | 生命力/チャットモンチー

Over The Border 特に何も

Blogs Like Teen Spirit 2 ~現役理系大学生がエセ文系っぽく語るロックやらソウルやらヒップホップやら~:【新譜】ギター・ロック新世代 (チャットモンチー) - livedoor Blog(ブログ)

そうずら。 : チャットモンチー / 生命力

DOGROCK : 周回遅れの2007年私的ベストアルバムランキング 第2位

生命力 / CHATMONCHY ('07) musyt.blog/ウェブリブログ

微動電信: パンチ力充満、チャットモンチー2nd

生命力 - オレモリ!! monch71編

チャットモンチー『生命力』 名盤!/ウェブリブログ

南国風トロピカル焼きそば | 生命力






今回の選晩理由(ササキ・タカシ)

・6月25日にニューシングル『風吹けば恋』がリリースされるため。

・メジャーリリースでの二枚のフルアルバムうち今作の方が曲の水準が高いと感じたから。

・本当は「なぜ僕たちはチャットモンチーが好きなのか」をテーマに1~2時間くらい飲み屋でディスカッションをしたいのだけど、そんな機会もないので今回はレビューしていただきました。


次回(6月29日更新)のレビューは、
The Libertines 『Up The Bracket』です。

テーマ:邦楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/22(日) 19:43:35|
  2. レビュー
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:5

【お知らせ】パソコン壊れました

HDDがダメになって、パソコンが起動しなくなってしまいましたー。

これは兄貴のパソコンから書き込んでいます。

22日のチャットモンチーのレビューもいつも通り更新できるかどうかちょっとわかりません。

いやー、それはそうと現在、ビーチ・ボーイズの全カタログをまた一から聴き直しているのですが、『リトル・デュース・クーペ』ってアルバムは意外と傑作だったんですね。
再評価!
6点!

そんな感じで、パソコンが正常に戻るまで更新できそうにありませんが、よろしくお願いしまーす。
  1. 2008/06/18(水) 23:25:53|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【レビュー】 Gnarls Barkley『St.Elsewhere』

今回のレビューは、新作『The Odd Couple』も好評、ナールズ・バークレイが2006年にリリースした1stアルバム『セント・エルスホエア』です。


St. ElsewhereSt. Elsewhere
(2006/05/09)
Gnarls Barkley

商品詳細を見る



未来よ、過去を語れ。

8点 マサ太郎(22歳・男) →Blogs Like Teen Spirit 2

 21世紀の民衆音楽は、ロックかブラック・ミュージックかに関わらず、どうやら「懐古」というキーワードで振り返られることになりそうだ。ロック村では「リバイバル(復活/再流行)」という言葉で既に親しまれているその古くも新しい傾向は、ソウル業界においては「レトロスペクティブ(懐古趣味)」という言葉で一応括られている。アメリカではネオ・ソウル系がグラミーを支配、イギリスではジョス・ストーン~エイミー・ワインハウスの流れが大きな余波を生んでいる。な~んて、いかんいかん。こういう書き出しはNGだったよな。ササキ先輩に怒られてしまう。がはは。
 で、今回のお題でもあるナールズ・バークレーも、その文脈下にある話題のデュオだ。ビートルズとジェイZの違法マッシュアップで知られるデンジャー・マウス率いるこのデュオは、「ビートルズを初めて聴いた時の感覚」を今のトレンドで復元しようとする。ジャズからヒップホップまで、「過去」の力を大いに借りながら。しかしそれは、ビートルズ・トリビュートに集まるようなサビメロ原理主義者とは、ビートルズの解釈が根底から違うからこそ生まれる「今」だ。スウィングするホーン、艶やかなストリングス、そして、ヨレるオルガンの背後からは、ドアーズやプログレまでもが飛び出す。
 もちろん、これは正しい。分断され、閉塞し、多様化し、自己完結した小さい世界を日々増やしている現在の民衆音楽においては、やはり「いかに多くの人と話そうとするか」が一番大事だ。かつてビートルズがそうしたように。だから、見せかけだけの未来に騙されないようにしよう。真の未来とは、過去を大きく語りながら、我々を現在の突端へと立たせる。そこからしか未来が生まれ得ないことを知っているからだ。なんてな。がはは。ちなみにこのデンジャー・マウス、ベック・ハンセンとのスタジオ・セッションを先日終えたとか。これは楽しみだ。と言うわけで、近い将来、「60年代に挑んだ」というベックの新作が出るー!!!


いたずらっ子アルバム

7点 永作佳紀(23歳・男) →創作集団 Ditto

 ヒップホップって苦手だなという意識がありました。ヒップホップアルバムを通して聞いたこともなかったボクなのですが、このアルバムは最後まで聞けました。一回聞いてみて! おもしろいから!
 何がおもしろいかって。いたずらっ子になったような気分にさせてくれる。小学生のときに鉄棒やウンテイでがむしゃらに遊んだな。ピンポンダッシュをしたり動物をいじめたり、小学生のドキドキワクワク。決して大人な感じじゃなくて、かつて経験した高揚感の中にあるアルバムなのさ。そしてこのアルバムはいたずらっ子だって思ったわけで。このアルバムの中でいろんな仕掛けに出会うのです。ゲームセンターみたいな音だったりスペースチックな音だったりギターの音やコンコンコンってなんか竹みたいな音がしたりポコポコって音が出したりバラエティにとんだ音で飽きさせないのです。そしてゆるい感じのなめているようなボーカルが鼻につく。一曲一曲がけっこう短くて一気に聞けてしまう。飽き性のボクにもこの展開の速さには着いて行くのがやっとでした。うん、ナールズ・バークレイの遊び心いっぱいの精神にはボクも負けられないなあと思ったのです。


ジャンル:ポップ

6点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 「最近聴いてるのはぁ、N.E.R.Dの新譜かなあ。え、N.E.R.Dだよ、N.E.R.D。知らねえの? ネプチューンズがやってるグループなんだけどさ。…あ、ザ・ネプチューンズの作った曲も聴いたことない? え、じゃあ、ティンバランドくらいは聴いたことあるでしょ? ティンバランドの仲間みたいな人たちなんだけど。ああ、ビョークの去年のやつは聴いたんだ? あれ、あんま面白くなかったよねえ。なんだよ、ジャスティン・ティンバーレイクくらいは聴いてんのかと思ってた。…うんまあ、アイドルなんだけどさジャスティン・ティンバーレイク。え、でも普通のギターロック聴いてるよりはアイドルの曲聴いてる方が面白いじゃん。アリシア・キーズとか。日本だって同じでしょ。最近でまともに聴けたのって安室とPerfumeくらいしかないじゃん。で、お前、最近何聴いてんの? …へ、WEEZER? WEEZERってまだ解散してなかったんだ? あ、そう。俺は辛気臭くて聴いてらんないなあWEEZERなんて。じゃあ一番好きなアーティストは? …うそ、アークティック・モンキーズ? え、ああいうの好きなの? いや、別に良いけどさあ。アークティックがアリだったのって去年までじゃね? わ、ごめんごめん。怒んなって。俺が一番好きなのは、そうだなあ…、デンジャーマウスとディプロと、最近はマーク・ロンソンのとかも聴くなあ。何にしろロックなんて聴かないな最近。ん、いや、ヒップ・ホップとかR&Bとかもあんま面白くないけどさ。あえて言えば、“ポップ”じゃない? ポップばっかり聴いてるな俺。ナールズ・バークレイの1stとか、誰が聴いたって面白いでしょ、たぶん」
 世界中の敬虔なるロック・リスナーたちよ! 我々はまだ負けたわけじゃない! 確かにこの『セント・エルスウェア』は、君たちが聴いているどのロック・バンドの楽曲よりも遥かに軽快で、イノベーティヴで、クールで、それでいて、“ポップ”だ。しかしいつかまた、ロック・ミュージックが最先端の音楽を鳴らす日は必ず来るだろう! だからそれまでにやつらポップ・アーティストたちの作る音楽を聴きつつ逆襲のチャンスを待つんだ。安心しろ、少なくともナールズ・バークレイの一人であるデンジャーマウスは、なんだかんだ言って我々ロック・リスナーの見方だ。いざという時は、彼が我々を救ってくれるのだ! …たぶん。


参考リンク

Gnarls Barkley  ナールズ・バークレイ - HORMOANING - 楽天ブログ(Blog)

Deep Impact St.Elsewhere / Gnarls Barkley

(ΘωΘ) meryland(ΘωΘ)  St.Elsewhere ♪Gnarls Barkley

無人島に持っていく100冊の本と1000枚のCD。: 【無人島20日目】Gnarls Barkley "St. Elsewhere"

Gnarls Barkley / ST. Elsewhere (2006, Warner) - 4R-diary

Gnarls Barkley < St Elsewhere > - 日々関心 音楽ネタを中心に - Yahoo!ブログ


お気軽に投票してください。そしてお気軽にコメントもください。



Gnarls Barkley - Go Go Gadget Gospel


[ Gnarls Barkley ] - Crazy


Gone Daddy Gone


gnarls barkley smiley faces...





今回の選盤理由(ササキ・タカシ)

・6月11日にナールズ・バークレイの2ndアルバム『The Odd Couple』の国内盤が発売されたから。

・1st『St. Elsewhere』と2nd『The Odd Couple』を比べたら1stの方がポップで個人的に好き。

・このアルバムがあまりロック系のレビューサイトで取りあげられてないみたいなので「なんだかなあ」と思い。

次回(6月22日更新)のレビューは、
チャットモンチー 『生命力』です。

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/15(日) 22:24:04|
  2. レビュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

【レビュー】 The Music『The Music』

今回のレビューは、6月4日にニュー・アルバム『STRENGTH IN NUMBERS』が発売された英国のバンド、ザ・ミュージックが2002年にリリースした1stアルバム『The Music』です。


The MusicThe Music
(2003/02/25)
The Music

商品詳細を見る



ただの子供たちもみな踊る

6点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 ザ・ミュージックっていうアホな名前のバンドがこのデビューアルバムを作ったのは、なんとまだメンバーが10代の頃だったらしい。ダハハ、さすがティーンネイジャー! 物知らずのガキは凄えなあ。僕は“1stアルバム”っていうものが無性に好きな人間なのですが、その理由はたぶん、音楽に対する恐いもの知らずな衝動が浮き彫りになってるところだと思うんですよね。そういう意味で、この『ザ・ミュージック』、何にも考えてないバカさ加減は、目を見張るものがあります。演奏、下手糞だし。下手糞なくせにテクニカルなことをやろうとしちゃってるし。1曲目なんてこれ、テンポが合ってないよね? 各楽器がぐちゃぐちゃになっちゃって、ポリリズムになってますよね? なんつうか、初体験でコンドームをつける時にあせって破けちゃった、みたいなさ。や、我ながら酷い例え。
 とにかく音はハード・ロックで、レッド・ツェッペリンみたいなグルーヴがギュインギュイン。それが曲によっては四つ打ちだったりミニマルに反復したりするもんだから、やたらダンサブル。初めて聴いた時、「こんなサウンド、どうやって作ってるんだろう?」って思ったんですよ。およそポップ・ソングのセオリーから大きく外れた骨格で出来てそうっていうか。普通に楽器片手に曲作って、そっからアレンジしてっていう作り方してったら、かなり完成するのが面倒臭そうなサウンド。だから、うちにある読み古しのロック雑誌を引っ張りだして当時の記事を読んでみたんですよね。そしたらちょっと面白いことが書いてまして、どうやら彼ら、「延々とジャム・セッションを繰り返してリフを作っていき、最後にボーカル・ラインを足す」って作り方してたらしいんですよ。ダハハ、ほんとバカだ。凄いな、よくそんなんでこんなポップな仕上がりになったよなあ。ジャムって自然とできちゃった曲を商品にしちゃった、ってことでしょう? なんつうかもう、フリー・ジャズへの冒涜ですよ。技術もないくせに、よくやりやがる。
 最近ここ1~2年でデビューしてるインディー・ロックの新人バンドさんの曲を聴いていると、このアルバムのことを思い出したりするんですよね。このアルバムは、半端に音楽のことを知ってしまったアーティストには望んでも得ることが出来ない、身の程知らずな万能感に溢れた傑作です。普通、10代でこんなキング・クリムゾンの『スターレス・アンド・バイブル・ブラック』みたいなグルーヴは出せませんよ。聴いてるこっちがバカになってしまう。「あれ、俺、なんだって出来るんじゃね?」って勘違いしちゃいますよホント。彼らにはたぶん理屈なんてなくて、ジャムって出来た音だけが全てで、音楽の進化に対する可能性なんて完全に考えてなくて、ただひたすら周りを巻きこんで回り続ける竜巻の中で踊っているだけという、ホント奇跡みたいな刹那性がこのアルバムには詰まっています。
 よし、準備はできたぜ。さあいくぞ、ザ・ミューーージーック! オトナの屁理屈ばかり覚えてしまったこの僕を、脳みそがグチャグチャになるまで踊らしてくれ! ザ・ミューーージーック!


「いいよ! いいね! 踊ったよ!」

8点 永作佳紀(23歳・男)

 ボクは通勤しているときに音楽を聞きながらリズムをとってしまう。絶対に身体を動かしたほうが音楽を楽しく聞ける。じっとしていられないのである、音楽を聞いていると。
そんでもって今回の「ザ・ミュージック」は3割増しで身体が動いてしまった。東京がクラブになってしまうの! ボクはクラブには行ったことがないのですが。そんな感じになってしまう。通勤が楽しくなるよ!
そこで突然ですが「ザ・ミュージック」のおもしろさの成分
①予想ができない
「次はなにが来るんやろ? どんな展開になるんやろ?」ってドキドキしてしまう。しかもそれに期待ができるのは次の展開がもっとおもしろいから。「こんな感じ聞いたことない」と思いながら聞き入ってしまう。
②耳に残りやすい
聞いたことのない展開だから曲が耳に残りにくいのかなと思ったが、ところがどっこい、しっかり耳に残る。全曲とは言えないがずっと前から知っている曲のように思えてくる。

 という2つのポイントの成分を抽出してみました。
 人ごみの中でボクが前の女性を追い越そうとしたとき女性の手がボクに強くあったった。「ザ・ミュージック」を聞いていてテンションの高かったボクは思わず大きな声で「ヘイ!」というよくわからないツッコミをその女性にしてしまった。女性はおびえてながら誤ってくれて、なんかボクの方が悪い気がしてボクの方がより誤ってしまった。
 街中で他人によくわからないツッコミをしたかったら「ザ・ミュージック」を聞いてみてはどうでしょうー。


良くも悪くも行儀がいい

6点 まさゆき(25歳・男) →非社会人的会社員が音楽なんかを語る

これは面倒だ。元々、音楽を言葉に起こすのが得意ではない僕ですが、ここで鳴っている音楽を文字で表現するのは特に難しい。聴いた音楽を直情的に表現さえすれば、大抵のモノは書けるだろうと思っていたけど、直情的な感情すら殆ど湧かないのだから困った。「もしかして、ロック不感症なの?」とか頭によぎるけど、それは言い訳だろう。今日もHMVでロックの新譜を試聴し、気に入った一枚のCDを購入した。単純に、『ザ・ミュージック』から発せられる魅力が感じ取れないだけなのだと思う。

魅力が感じ取れない。それって、魅力が無いって事なんじゃないか?う~ん、それとも微妙に違う。このアルバムから聴こえてくる音の断片からは、僕の好きなバンドが幾つか登場してくる。レッド・ツェッペリン、ストーン・ローゼス、オアシス・・・。おいおい、どれもこれも各時代を代表するロックバンドじゃないか。「あ!だから、ザ・ミュージックなんて名前なんだね」とかは、とりあえず本に書いてあった。要は『OKコンピューター』以前のUKロックを総まとめしちゃった感じ。基本はローゼスなのかな。そこにオアシスの浮遊感をブレンド。最後には、ツェッペリンばりのボーカルとギターで味付けして締める。なんか言葉だけを羅列すると、魅力的に思えるんだけど。

でも、駄目なんだよな~。材料が良くても、出来上がった料理が最高とは限らないんよ。もちろん人それぞれ嗜好あるけれど、見せかけだけの創作調理を食べるくらいなら、そのままの素材にかぶりつきたい。そんな感じですかね。UKロック好きな僕でも、彼らの音楽を買ってまでも聴きたくありません。否定的な感想が多くなってしまいましたが、好きな人にはとことん好きなんだと思います。こんなに王道路線を突き進むバンドは最近いない気がするし。


英国ロックよ、安らかに眠れ。

6点 マサ太郎(22歳・男) →Blogs Like Teen Spirit 2

 ロックンロールも大変だよな。50年代までは無敵のダンス・ミュージックとしてキッズ達にケツを振らせたのに、ビートルズ以降は進化だ何だって騒がれ始めて、パンク以降は価値観が捻れに捻れて、結局ロックンロールって何だっけ?みたくなって。で、もっと大変なのは80年代以降なんだよな。ディスコの流れでハウスやヒップホップが生まれて、90年代になるとテクノが流れ込んで来て、ダンス・ミュージックはどんどんロックンロールから離れて行って。その意味では、90年代を通して英国のロックはある程度頑張ったよな。クラブ・カルチャーと一定の友好関係を築いて、ロックンロールの筋肉労働性を懸命に誇張して、何とかロックで踊ろうとして。
 で、今回のお題であるザ・ミュージックも、その文脈下で何とか頑張ったよな。今じゃ日本にしかファンがいないんじゃないかって状況になっちゃったけど、きっとみんなレッド・ツェッペリンで踊りたかったんだよな。ずばり「ブリティッシュ・ハード・ロックのクラブ・ミュージック通過バージョン」、まあざっくりと言ってしまえば「00年代のクーラ・シェイカー」といった感じになっちゃったけど、どちらかと言うと記憶に残るファーストにはなったよな。最新のクラブ・ミックス・アルバムでも顔を見せる「The People」、これは今でも時々脳裏を勝手によぎっているよ。でも、彼らのライブに行くなら家でLCD聴いてるかな、俺の場合は。


参考リンク

Love Buzz The Music The Music

そうずら。 : THE MUSIC / THE MUSIC

UK ROCKS~洋楽情報 | The Music (THE MUSIC)

起きロック 寝ロック The Music-The Music-

不死身ロック[FUJIMI☆ROCK] | 猿のように踊れ!

☆ ガ チ ャ ピ ン の R O C K !R O C K ! R O C K ! ☆:THE MUSIC / THE MUSIC(2002) - livedoor Blog(ブログ)

Opportunity【80'S】:THE MUSIC / THE MUSIC - livedoor Blog(ブログ)

まい・ふぇいばりっと・あるばむ:ザ・ミュージック - livedoor Blog(ブログ)


試験的に導入 お気軽に投票お願いします




The Music - Take The Long Road and Walk It


The Music - The Truth Is No Words


The Music - The People


The Music - Getaway





次回(6月15日更新)のレビューは、
Gnarls Barkley 『St. Elsewhere』です。

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/08(日) 20:09:03|
  2. レビュー
  3. | トラックバック:4
  4. | コメント:8
次のページ

ランキング攻略中!

FC2 Blog Ranking  にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ 
クチコミblogランキング TREview  人気ブログランキングへ 

プロフィール


このブログは、80年代に生まれ90年代の音楽を愛した、心は14歳、体は20代のロック少年が、2000年代に発売されたロック・ミュージックをレビューする感想サイトです。

点数基準
10点→生涯の名盤。
9~8点→夢中になれる傑作。
7~6点→良いアルバムだと思う。
5~4点→普通に聴ける。
3~2点→ちょっと退屈。
1点→良さがわからない。
0点→不快。

2009年5月より、採点の仕方をちょこっと変更。
pitchforkにならって点数を小数点第一位まで表示。
管理人の採点をちょっと甘めにしました。

当ブログで記事を書いていたただける20代の方、募集中です。レビューが書きたくてたまらない方、既に自分のブログをお持ちの方、ロックは好きだけど自分でブログをやるのが面倒臭い方、どんな方でもお待ちしています。むしろロックなんてあんまり聴かないような方、大歓迎です。ご連絡ください。

sasaki004y@yahoo.co.jp

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。