放課後、図書館からロック・ミュージック。

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それでは聴いてください、Hard-Fi “I Shall Overcome”

『それでは聴いてください』は、筆者がその日に聴いていた名曲を紹介するコーナーです。


“I Shall Overcome” Hard-Fi




英国のバンド、ハード・ファイが昨年リリースしたアルバム『Once Upon A Time In The West』に収録されている楽曲。
「夢も希望もない街で、それでも夢を諦めずに生きていく」ことを真摯に唄っている。
個性的なプロダクションのアーティストばかりが現れては消えていく現在の英国で、ハード・ファイだけは純粋な歌の力を武器に活動を続けていることに好感が持てる。
この歌謡曲ギリギリな感じとか、もっと日本でウケても良い気がするんだけどな。
日本のsnoozer誌以外のメディアで、彼らが大きく取り上げられているのを、僕は見たことがない。



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テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/31(土) 10:17:45|
  2. それでは聴いてください
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それでは聴いてください、EL PRESIDENTE “Rocket”

『それでは聴いてください』は、筆者がその日に聴いていた名曲を紹介するコーナーです。


“Rocket” EL PRESIDENTE




先日のオー・ノー・オノの記事で「他にディスコっぽいことやってるバンドない?」みたいなリクエストをいただいたので、今回は彼らを。
英国のバンド、エル・プレジデンテの1stアルバム『エル・プレジデンテ』に収録されている楽曲、“ロケット”。
オー・ノー・オノよりは、ずいぶん、大人な。
メンバー自身が「プリンスをお手本にしている」と語っているらしく、なるほど、下世話でスカスカなディスコ・ファンクだ。
でもこのバンド、肝心の楽曲よりも、メンバーのルックスよりも、PVの方が格段にカッコいい。
他の曲のPVも。
残念ながら。


テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/28(水) 00:06:07|
  2. それでは聴いてください
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  4. | コメント:0

【レビュー】 Red Hot Chili Peppers『By The Way』

今回のレビューは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが2002年にリリースしたアルバム『バイ・ザ・ウェイ』です。


By the WayBy the Way
(2002/07/08)
Red Hot Chili Peppers

商品詳細を見る



らしくない野心作

7点 まさゆき(25歳・男)

今回からササキ編集長の下で書かせて頂く事となりました、まさゆきと申します。どうぞ宜しくお願いします。リンクさせて頂いているブログ『非社会人的~』もご覧頂ければ幸いです。挨拶&宣伝はこの辺にして、本題へ移りましょう。

「なんでこれを選盤したんだよ~」とか思いながら、整理されていない引き出しを探し、久しぶりに聴いたアルバムです。多くの雑誌で最高傑作の認定を受けている『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』をまともに聴く事の出来ない僕にしてみれば、古くからの熱心なレッチリファンから、「こんなのチリ・ペッパーズじゃない!」とか言われてしまいそうな、メロディーに重点をおいて、コーラスにも大いに気を配った、普通の歌モノですらある本作を歓迎したい。

レッチリらしさ(要はファンクやラップ)を感じられる曲は、誰でも一度は耳にした事のあるタイトルトラックを筆頭に5曲くらいでしょうか。時にはストリングスをはさみ、時には鍵盤を導入したりと、前作から復帰を果たしたジョン・フルシアンテが持ち込んだ(と思われる)音楽性は、一辺倒になりがちだったバンドに新しい風を吹かしたと言えるでしょう。また、それがセールス的には前作を下回っていたとしても、個人的にではあるけれど、音楽的に成功しているのだから称賛したい。特にラストトラックは、メインで歌っている人間以外にレッチリを感じられない、「これがレッチリなのか?」なリアクションを起こせてしまうメロディーとコーラスと展開。思わず5回ほどリピートしてしまった。

簡単にまとめてしまえば、僕は本作がレッチリの最高作だと思っている。それでも、引き出しの奥にしまい込んでしまい、微妙なスコアしか付けられないのは、全16曲で70分弱と中だるみしてしまうアルバム構成。そして、彼らのライブを生で観た事のある人間にしてみれば、その神がかった演奏から発せられた音との開きがあまりにも大きいからである。彼らはまだ決定的な一枚を残せていない。僕にとってはそんなバンドなのだ。


股間に靴下を被せよう。涙が、こぼれないように。

6点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 初めて聴いたレット・ホット・チリ・ペッパーズのアルバムは『カリフォルニケーション』で、僕はそれまで彼らのことを「全裸で股間に靴下を被せただけの姿で演奏するファンキーなバンド」というイメージしか持ち合わせていませんでした。俗に言う、“チンポソックス”です。僕は子供ながらに「やっぱり外国のバンドは違うなあ」と思っていて、相当コアなサウンドなのを覚悟して『カリフォルニケーション』を聴いたのですが、果たしてそこで展開されている音は僕のイメージとは違う、とても感傷的なものだったのです。もちろん、いかにも靴下をブラブラさせてるようなファンクなノリの楽曲もあったのですが、アルバム全体に漂うセンチメンタリズムはまるで、モラトリアムの終わりのような、卒業式の日の晴れやかな空のような、優しい悲しさだったように思うのです。
 そして、その『カリフォルニケーション』の次回作にあたるこの『バイ・ザ・ウェイ』。前作にあった優しいセンチメンタルは今作ではさらに強まっています。それはたぶん、素直に彼らはもう“大人になった”ということなのでしょう。過去、メンバーを事故で亡くし、そして新しいメンバーとの出会いと別れを繰り返し、オルタナ・シーンの終焉とともに自らも変化していかなければならなかった敗北感を、彼らはゆっくりと肯定しこのアルバムを完成させたのです。まるで同郷の先人であるビーチ・ボーイズのそれのような切ないメロディと美しく重ねられたコーラス。ブルージーなギター。サイケに彩られたシンセのフレーズ。比較的ファンク色の強い“By The Way”や“Can't Stop”でさえ、もう「あの頃」の無邪気さが少しも感じられません。酸いも甘いも知り尽くした彼らはきっと、カリフォルニアの光と影の代弁者になることをついに引き受け生み出したのが、この傑作だと思うんですよね。
 いやあ、誰だってそうなのです。悲しいこともある。でも、泣いてなんかいられない。だって僕らはもう、大人なのだから。さあ、だからあなたも服を脱ぎましょう。そして、股間に靴下を被せましょう。靴下をブラブラさせながら、この優しくて切ない人生の歌を、一緒に聴きましょう。だってそうでもしなきゃ、きっと涙がこぼれてしまう。全てを受け止めなければいけない切なさに、きっと涙が止まらなくなっていまうのだから。


俺はレッドホットチリペッパーズにはなりたくないよー

5点 永作佳紀(23歳・男)

 ボクは今回初めてレッチリを聴いた。レッチリを普通に聴いていてはおもしろくないなと思った。つまり雨の日のジメジメしているときにレッチリを聴くのがボクの楽しみだった。レッチリの放つ妄想はそのさわやかさゆえに相反するところで聴きたかったのよ。晴れの日に「晴れたらいいな」っていう音楽を聴いても流れてしまうだけみたいな。だからこの晴れ日の音楽は雨の日に聴くのがちょうどいい。
 始めレッチリの音楽はボクにはリアリティがなかった。アルバムを聴いていてさらっと聴けてしまったのが物足りなかった。しかし音楽のイメージは残って気持ち悪かった。その気持ち悪さは今思うと、レッチリに憧れたいということだったのです。30代のスーツのかっこいい男の人が街を歩いているとボクもあんな風にかっこよくなりたいなと憧れたりする。でも絶対あんな風にはなりたくないなとも思う。
 ボクもレッチリに憧れたかった。だってかっこよさがあるような気がしたから。でも晴れの日には憧れられなかったな。だから雨ですよ、ジメジメですよ、レッチリいいやん! と思えた。
 でもレッチリの音楽のようにはなりたくないとも思ったりするのさ。


頑張れ、ティンポ・ソックス。

7点 マサ太郎(22歳・男)

 メロウ、ポップ、ファンキー。そんな、お決まりの三単語で片付けていたレッチリの2002年作を久しぶりに掘り起こし、聴いてみた。そこには、何年か前の自分には見えなかった、新しい『By the Way』があった。楽器未経験者である自分が「目隠しプレイ」でも当てられる程に個性的な4人の担当楽器に加えて、ストリングスあり、エレクトロニック・ビートあり、フラメンコあり、で、しかもほぼ全曲がカリフォルニアを舞台にした人気海外ドラマ『OC』の挿入歌に使えそうな程、キャッチャーな仕上がりを見ていたことに驚いた。が、すぐに意地の悪いもう一人の自分が囁いた。「異常な健康志向で必要のないサプリメントをも大量に摂取する、噂で聞く現代アメリカ人をラップ・ファンク上に反射させたようだ」と。まあ、それはいい。しかし「ファンキーさが薄れた」と嘆くファンは、国内オンライン・ショップのカスタマー・レビューを見る限りでは実に多いようである。
 だが、彼らがベテランのビッグ・バンドにありがちな健康志向&協調至上に染まり、企業倫理の支配下に置かれることを甘んじて受け入れるバンドになってしまったのかと言えば、そうではない。フリーは相変わらずハイパーなベースを弾いているし、アルバムを売りたいのならば、普通、ポップ・アルバムとしては致命傷とも言える「16曲入りの約70分」は避けるハズである。その辺も含めて今のレッチリの状況を手短に指摘すれば、ちょうどこのアルバムの前後から、良くも悪くも彼らはこの道のローリング・ストーンズになってしまったんだろう。それは、どんな曲でも「レッチリ・ブランド」で歌えてしまうアンソニーの力量にも(逆に)問題があると思うが、そんなのは俺がとやかく言うことではない。いずれにせよ、最も印象に残るのは導入曲にしてタイトル曲でもある「By the Way」だ。他にも、才能のあるバンドにしか演出できない幸福な瞬間が何度か訪れる。それをキャッチするだけの集中力が必要なだけ、やはり個人的には7点止まりになってしまうんだけど。


参考リンク

DOGROCK : ⑥を聞くと、くるりのワンダーフォーゲルを思い出す

Love Buzz Red Hot Chili Peppers By The Way

起きロック 寝ロック Red Hot Chili Peppers-By the Way-

MUSIX 18!!!: By The Way

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 「バイ・ザ・ウェイ」-昔の洋楽が好きなのでつ(^^)

そうずら。 : RED HOT CHILI PEPPERS / BY THE WAY


by the way - red hot chili peppers


Red Hot Chili Peppers - Universally Speaking


the Zephyr Song


Red Hot Chili Peppers - Can't Stop



テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/25(日) 21:36:51|
  2. レビュー
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  4. | コメント:7

それでは聴いてください、Oh No Ono “Practical Money Skills For Life”

『それでは聴いてください』は、筆者がその日に聴いていた名曲を紹介するコーナーです。


“Practical Money Skills For Life” Oh No Ono




オーノーオノ、なんていう微妙なバンド名の、デンマークのバンドの2ndシングルの曲、らしい。
この曲が収録されているアルバム『Yes』は輸入盤のみで微妙に発売中。
うーん、サウンドも微妙に説明しずらいなあ。
これもポスト・パンク・リヴァイバルの範疇なのか?
あ、音だけ聴くとただの80年代ディスコだな。
結構ノリノリで踊れるような、全然そうでもないような。
ヴォーカルの蚊の鳴くような声に脱力するしなあ。
なんとこのバンド、同郷でお馴染み、あのジュニア・シニアがプロデュースしているらしい。
あー、わかるわかる。
この何とも言えない微妙さ、ジュニア・シニアのそれと一緒だ。
とりあえず全然キライじゃない音なので、ド・ド・ドン・ドント・ストップ・ザ・ビートで頑張ってほしい。
国内盤、熱望!



テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/23(金) 01:37:16|
  2. それでは聴いてください
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それでは聴いてください、キリンジ “ロマンティック街道”

『それでは聴いてください』は、筆者がその日に聴いていた名曲を紹介するコーナーです。


“ロマンティック街道” キリンジ




2006年、それぞれのソロワークの後に活動再開をしたキリンジが、万を持して発表したシングル曲が、これ。
それまでポップの研究員だった彼らの、まさかのフロア・ミュージック。
キリンジっぽくないとも言えるし、こういう変化球をシングルにするあたりがキリンジらしいとも言えるような。
やはり2006年の気分は「ダンス」だったのか。
この、なんとも形容しがたい空気感は、あえて言うと『今夜はブギーバック』を、『ワールドエンズ・スーパーノヴァ』を聴いた時に感じるものに酷似している。



テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/21(水) 00:49:11|
  2. それでは聴いてください
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【レビュー】ELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』

今回のレビューは、先日しばらくの活動休止を発表した日本のバンド、ELLEGARDENが2006年にリリースした現在の時点での最新アルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』です。


ELEVEN FIRE CRACKERSELEVEN FIRE CRACKERS
(2006/10/18)
ELLEGARDEN

商品詳細を見る



爆走の果てに

8点 マサ太郎(22歳・男)

 フェスなんかも含めると、僕は彼らのライブに三回ほど足を運んでいる。今となっては熱心な支持者を辞めて久しいが、今思うと、確かに彼らは雑誌評論的に「面白い」と誉めてもらえるタイプのバンドではなかった。だが、彼らの音楽には、「あの頃のまま生きようとすることによって生じる悲しみ」があった。そう、せいぜい二十数年の人生経験によって純粋に導かれる「いくつかの大切なもの」を、この競争社会の中で純粋に守ろうとすることによって生まれる悲しみが、彼らの爆音の中にはいつもあった。たったそれだけで、僕にとってのエルレガーデンは、例えばストロークスなんかよりも常に重要なバンドであった。
 2007年のメガ・ヒット作にして、彼らの最新作、そして、もしかしたら最終作になるかも知れないこのアルバムも、やはりその例外ではない。バンドのシンガー/ソングライターである細美は、かつてカート・コバーンやトム・ヨークが書いた言葉を一部ではなぞりながら、あるいはグリーン・デイのヒット曲にメロディの一部を借りながら、人生を「終わりなきゲーム」に喩えようとする。あるいは、「勝ちも負けも変わんないさ」と、世の中に蔓延する競争心理を懸命に否定しようとする。そして、そのゲームの中でこれまでに見つけた「いくつかの大切なもの」を、ある時は身を乗り出して守ろうとし、またある時はさりげなく過去形で歌う。やりきれないアルバムである。
 そんな彼らの活動がここに来て停止したことを僕なりに推測すれば、それは彼らが固定化した「答え」を保持したバンドだからだ。僕のこれまでのリスナー経験上、ロック・バンドが音楽的な方向性を操りながら前に進めるのは、自分の中で確立された「答え」ではなく、終わらない「疑問」を持った場合により多かった。しかし彼らはそうではなかった。それについての是非を論じるつもりはない。ただ、彼らが新しいアルバムで目指していたであろう「進化するロック・バンド」のような理想像に、彼らの表現が必ずしも適していなかったのではないかということを、最後に指摘しておきたい次第である。


俺ってかっこいいかも!

5点 永作佳紀(23歳・男)

 かっこいいんだなぁ。疾走感があっていっきに聴けた。でもしばらくは聴かなくなった。身体がエルレガーデンを欲してなかったんだと思う。それはなんとなくわかった。
 今週ついにボクはMP3プレーヤーを買って友達に自慢していた。そしてつねにMP3で音楽をかけていた。友達の女の子と一緒にザゼンボーイズやステレオラブやらを聴いていて、それまで音楽に反応しなかった隣の女の子がエルレガーデンの曲になった途端、「なにこれ? これかっこいいな」と反応した。ボクは「これエルレガーデンって言うの」とさも聴いているのが当然かのように言った。女の子は「こんなの聴くんやぁ」と喜んでいた。そしてボクはいい気分になってかっこをつけてしまった。これがまさにロックでオシャレで男のかっこよさみたいなものを感じるらしい。ボクはなるほどなぁと思った。
 そう言えば高校生の自分に聴かせたら絶対に何回も聴いていたと思う。ボクが高校生のときはエルレガーデンのような音楽をかっこいいと思っていた。とにかく女の子が反応する音楽がいいんだ!って。周りの友達がバンドをしていてエルレガーデンのような音楽をやっていたような気もする。オシャレっぽいっていうのがオシャレだった。「ボクこんなバンド知ってるで」と友達に言って得意げになっただろうな。
 その感じだった。女の子の前でかっこをつけてしまったのは、なんか自分がかっこよくなったような感じがして、自分がもてているような感じがしてしまった。
 家に帰って鏡を見ると、かっこよくなった自分の想像をはるかに下回る自分がうつっていて、姿がかっこよくなるわけじゃないのかとちょっとがっかりした。


どこまでも走っていけるような気がするのよね

6点 荒井ヒロネ(22歳・女)

elevenfirecracckers.jpg



いま体育館ですげえバンドがやってるんだってよ。見にいこうぜ。

5点 ササキ・タカシ(25歳・男)

 想像してみてください。僕たちが今、ちょっとお洒落なブレザーを着た高校生で、日常を忘れるほど楽しい学園祭の真っ最中で、最終日の夜に体育館でおこなわれているバンド・コンテストを見ていて、もし大トリで彼らが登場してこのアルバムに収録されている曲を全曲ノンストップで演奏したとすれば。きっと、誰もが彼らに夢中にならずにいられないはずなのです。誰もがクライマックスで、その楽しさに涙を流すに違いないのです。
 しかして、このアルバム。聴きこめば聴きこむほど、なんて面白みのないアルバムなんでしょう。だって、クレバーすぎる。すでにブレザーを着た高校生でなくなった僕とって、このアルバムで鳴らされているサウンドは、優等生過ぎて面白みにかけるのです。不幸な話ですよ。きっとこの過ぎるほど優等生に作られたプロダクションのせいで、このアルバムはちっともロック的な視点で正しく評価されなかったのです。「超大好きだ~」(ミーハー)か、「アレンジが単調すぎる」(アンチ)か、「邦楽にしては結構いいんじゃない?」(オタク)か。ネット上では、そんな類の感想しか僕は見たことがありません。2000年以降の日本のロックを語る上で、とても重要なアルバムになったはずなんですよ? これ。なのに、なんでこんな批評のしがいのない仕上がりにしてしまったんですか。全11曲32分? 収録時間までパーフェクトじゃないか! 僕は教師の立場で学園祭を楽しみたいんじゃない! 生徒として学園祭を楽しみたいんだ!
 僕にはわかります。すでに空中分解してしまっている彼らの次回作はきっと、彼らの『ラバー・ソウル』に、彼らの『ペット・サウンズ』に、彼らの『ロンドン・コーリング』に、彼らの『ザ・ベンズ』に、彼らの『アメリカン・イディオット』になるはずだったのです。きっと、背広を着た僕ですら汗だくになって楽しめるようなフィスティバルに、殴り込みをかけるつもりだったのです。
 このアルバムは、永遠の高校生かに見えた彼らが卒業を自覚しておこなった、最後の学園祭ライブだったのでしょう。


参考リンク

11月の新曲レビュー - 邦楽レビュー

2006-12-03 - No one’s gonna dive

「ELEVEN FIRE CRACKERS」ELLEGARDEN - たおやめぶりっこ

ELLEGARDEN / ELEVEN FIRE CRACKERS -- [ 邦楽(男性グループ), 娯楽性, ロック, exciting, E, 2006年 ] k-MT : 至福の音

11 Fire Crackers - 何事も(怒りの以下略)

ELEVEN FIRE CRACKERS - のー 音楽 のー 生活 - Yahoo!ブログ

そうずら。 : ELLEGARDEN / ELEVEN FIRE CRACKERS

ELEVEN FIRE CRACKERS - わらしべ☆music

ELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』|邦楽新曲レビュー


テーマ:邦楽CDレビュー - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/18(日) 18:39:48|
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プロフィール

ササキ・タカシ


このブログは、80年代に生まれ90年代の音楽を愛した、心は14歳、体は20代のロック少年が、2000年代に発売されたロック・ミュージックをレビューする感想サイトです。

点数基準
10点→生涯の名盤。
9~8点→夢中になれる傑作。
7~6点→良いアルバムだと思う。
5~4点→普通に聴ける。
3~2点→ちょっと退屈。
1点→良さがわからない。
0点→不快。

2009年5月より、採点の仕方をちょこっと変更。
pitchforkにならって点数を小数点第一位まで表示。
管理人の採点をちょっと甘めにしました。

当ブログで記事を書いていたただける20代の方、募集中です。レビューが書きたくてたまらない方、既に自分のブログをお持ちの方、ロックは好きだけど自分でブログをやるのが面倒臭い方、どんな方でもお待ちしています。むしろロックなんてあんまり聴かないような方、大歓迎です。ご連絡ください。

sasaki004y@yahoo.co.jp

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